MERS隔離対象者の無断外出を防止、韓国政府が携帯電話の位置情報を管理へ―韓国メディア

Record China    2015年6月10日(水) 14時32分

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8日、MERSの感染拡大を抑止するため、韓国保健福祉部は感染疑いのある人と隔離対象者の携帯電話を通じた位置特定を実施することを明らかにした。

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2015年6月9日、韓国FNニュースによると、中東呼吸器症候群(MERS)のさらなる感染拡大を抑止するため、韓国保健福祉部は8日、感染疑いのある人と隔離対象者の携帯電話を通じた居場所の特定を実施することを明らかにした。環球時報(電子版)が伝えた。

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韓国保健福祉部中央MERS管理対策本部のクォン・ジュンウク企画総括班長が9日の記者会見で明かしたところによると、通信事業者との協議の上で携帯電話の情報を活用し、管理対象の位置情報の特定を行う。位置情報は主に自宅隔離対象者の無断外出や疑似症患者の移動ルートを特定するのに使われるという。

こうした対応に、「個人のプライバシー侵害ではないか」との声が出ているが、クォン企画総括班長は「本人の同意を得るのが難しい場合は、『個人情報保護法』と『伝染病予防管理法』に基づいて携帯電話の位置追跡を行う」とし、「法律の許す範囲内での実施であり、問題はない」としている。(翻訳・編集/岡田)

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