2015年6月8日、韓国・聯合ニュースによると、韓国で中東呼吸器症候群（MERS）が拡大していることについて、世界保健機関（WHO）のマーガレット・チャン事務局長が「政府が適切に対応し、感染拡大を制御するだろう」との見解を示した。

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チャン事務局長は同日、韓国メディアとのインタビューで、「韓国でMERS患者が増加しているが、優れた医療システムに加え、専門家や医師が多い韓国は、適切に対応し、感染拡大を制御するだろう」と述べた。その上で、「MERSの地域感染を防ぐためには、まず国民が事実を根拠とする情報に基づき行動しなければならない。国民と政府が共同の責任意識を持ち、互いに信頼すれば、社会的な混乱や経済的損失を最小限に抑えることができる」と助言した。また、韓国でMERSが拡大している理由について、「入院患者を家族が看病するという韓国社会の慣習が、ある程度影響している」との見解を示した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「事実を根拠とする情報に基づき行動しなければならない…。その通りだ。国民がうわさを無視できるように、事実を随時公表してくれない？」

「政府は事実を隠そうとするのに、信頼できるわけがない！」

「韓国は見た目と中身が違う国ということを知らないようだ」

「医療システムが優れていて、専門家や医師が多くても何の意味もない。政府が悲しいほど無能なのだから」

「韓国政府のいい加減さを知っているくせに！国が混乱に陥っている時に大統領が海外に逃げるなんてひど過ぎる！」

「政府の言葉を信じて行動すると、100％損害を被る」

「政府はいくら金を渡した？国民をだますため、ついに外国人まで利用するようになったのか…」

「『うわさが事実』というのが現実だ。うわさがなければもっとひどいことになっていた」

「国際的な恥さらし。朴大統領のせいで、韓国は絶対にMERSを制御することができない」（翻訳・編集/堂本）