韓国の国技テコンドー、「このままでは没落の日は遠くない」=判定の不正や中国での買春など、スキャンダル続出―韓国メディア

Record China    2015年6月9日(火) 0時56分

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7日、中国・テンセント(QQ)は韓国メディアの報道を引用し、韓国の国技・テコンドー界のスキャンダルについて伝えた。写真はテコンドー。

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2015年6月7日、中国・テンセント(QQ)は韓国メディアの報道を引用し、韓国の国技・テコンドー界のスキャンダルについて伝えた。

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先月ロシアで開催されたテコンドーの世界選手権で、韓国女子は総合優勝したものの、男子は過去最低の4位という結果に終わった。韓国では近年テコンドーのレベル低下が問題視されており、韓国テコンドー界の腐敗や国内大会の判定不正などさまざまな問題が浮き彫りになっている。

韓国・朝鮮日報によると、今年4月13〜17日、ソウルテコンドー協会関係者11人は、中国の団体と協議を行うため北京に訪問。ところが、同月14日、同関係者2人が買春により身柄を拘束された。うち1人はソウルテコンドー協会の元会長の親戚で、韓国テコンドー界で大きな影響力を持つ人物。2人は先月19日に韓国で正式に起訴された。

買春のほか、関係者11人の北京訪問では必要以上に経費を使ったとの疑義の声があり、警察当局は公費の不正使用を含め調査を進めている。

腐敗問題のほか、ソウルテコンドー協会の1年の経費は70億ウォン(約7億8000万円)で、資金が不足しているという。この問題に韓国メディアは、「十分な経費がないために、後進の育成がままならない。このままではテコンドー没落の日は遠くない」と警鐘を鳴らしている。(翻訳・編集/内山)

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