2015年6月6日、アクションスターのドニー・イェン（甄子丹）が、最新作「葉問（イップ・マン）3」で共演している元プロボクサー、マイク・タイソンについて語った。文匯報が伝えた。

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ドニー・イェンは6日、香港でイベントに出席し、プロ並みとして知られるピアノの腕前を披露。ショパンの「幻想即興曲」を演奏して観客を酔わせた。ドニーによると、今年3月に人気シリーズの最新作「葉問3」がクランクインしてからは練習する時間がなく、満足できる演奏ではなかったという。

シリーズ最終章「葉問3」では、「人類最強」こと元プロボクサーのマイク・タイソンとの共演が話題だ。このほど撮影中に、ドニーの攻撃でタイソンが指を骨折したことが明らかに。これについて「まさかの出来事だった」と語るドニーだが、対戦シーンでは「120％の精神力」で臨んでいるため、お互いに負傷は避けがたいという。「そうでないと、彼にKOされてしまう」と、現場の緊迫感に満ちた様子を語っている。

もともとタイソンの大ファンだったドニーにとっては、夢のような共演となった。タイソンのパンチについて、「まるで高速列車が走り抜けるようだ」と、その驚異的なスピードを語っている。

「イップ・マン」シリーズの前2作はヒットを記録し、ドニーの代表作の1つとなった。それだけに最新作ではスタッフ共々、最高のクオリティを追求している。最も早い場合は今月末にもクランクアップする見込みだという。（翻訳・編集/Mathilda）