中国の大気汚染、161都市のうち9割が基準値超え、地下水も6割に問題あり―中国紙

Record China    2015年6月8日(月) 9時19分

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4日、中国環境保護部などは、「2014中国環境状況公報」を発表した。写真は14年10月、北京の大気汚染。

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2015年6月4日、中国環境保護部などは「2014中国環境状況公報」(以下、「公報」)を発表。関心が高まっている大気、水、土壌などの汚染状況だが、引き続ぎ懸念される状態が続いているという結果となった。5日付で京華時報が伝えた。

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「公報」によると、全国で大気品質新基準の監視対象となる161都市のうち145都市(約90.1%)の空気の質が基準値を超えていた。北京市・天津市・河北省エリア(13都市)のPM2.5の年間平濃度は93マイクログラム/毎立方メートル、上海市・江蘇省南部・浙江省北部を含む長江デルタエリア(25都市)は60マイクログラム/毎立方メートル、広州・香港・マカオを含む珠江エリア(9都市)は42マイクログラム/毎立方メートルとなった。

地下水の水質では4896カ所の地下水観測点で汚染が深刻な都市の割合は45.4%、極めて深刻な都市は16.1%で、水質に問題がある都市は全体の61.5%を占めた。また、初となる全国土壌汚染状況調査では、全体の16.1%の土壌が基準値を超える結果となった。(翻訳・編集/霧島)

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