米国で炭疽菌の誤送付問題が拡大、リストには国防総省ビルも―中国メディア

Record China    2015年6月4日(木) 21時40分

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4日、米国陸軍の研究所が生きた炭疽菌を誤送付した事件がますます拡大している。写真は米軍。

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2015年6月4日、米国陸軍の研究所が生きた炭疽(たんそ)菌を誤送付した事件がますます拡大している。米国は2日、米国本土12州の実験室と韓国、オーストラリア、カナダの3カ国にも生きた炭疽菌のサンプルが誤送された可能性があり、国防総省ビルもこのリストに含まれることを認めた。

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米メディアは米国防総省の匿名の高官の話として、米国防総省保安局にも米ユタ州ダグウェイにある米陸軍の研究所から炭疽菌のサンプルが誤送付されたと報じた。現在、それらのサンプルが活性化しているかどうかを調査している。

米国防総省の報道官は「ワシントン州のある実験室とカナダの2つの実験室にも上記研究所から炭疽菌のサンプルが誤送付されている。米国防総省は現在、この事件の範囲と規模を確定している」と表明した。

また、米国防総省は先週、生きた炭疽菌のサンプルが誤送付された米国11州の24の実験室、在韓米軍基地及びオーストラリアの個人の実験室にも生きた炭疽菌のサンプルが誤送付された可能性が高く、20人余りが予防のための治療を受けていることを明らかにした。

現時点で、活性化が確認されたものはメリーランド州の実験室に誤送付された炭疽菌のサンプルだけだった。

米国防総省の高官は、これらのサンプルはすべて管理された環境で輸送と処理を行うため、公衆に危険が及ぶことはないと述べた。(提供/新華網日本語版・翻訳/王珊寧・編集/武藤)

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