日韓の好感度が互いに低下、両国民の認識には「すれ違い」―中国メディア

Record China    2015年6月2日(火) 18時4分

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1日、中央日報と日本経済新聞が共同で行った意識調査から、日本と韓国の間で好感度が互いに低下していることが明らかになった。

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2015年6月1日、中国新聞社によると、韓国・中央日報と日本経済新聞が共同で行った意識調査から、日本と韓国の間で好感度が互いに低下していることが明らかになった。中央日報は、こうした結果は「想定の範囲内」だとするが、関係悪化を招いた原因については両国間での認識に明確な差が見られる。

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関係悪化の原因について、韓国では最も多い回答は「歴史問題」で、次いで「独島(竹島)問題」、「政治指導者の発言」、「日本人の国民性」が選択されたが、日本では最も多い回答は「韓国人の国民性」で、次いで「朴槿恵(パク・クネ)大統領ら政治指導者の発言」、「歴史問題」、「竹島問題」の順だった。

韓国では「日本に対して好感を持っている」と回答した割合は5年前の18.7%から14.5%へとやや低下したが、日本では33%から16.6%と大幅に低下。その一方で、日本に反感を抱く韓国人(36.2%から58%)と韓国に反感を抱く日本人(10%から28.3%)はいずれも増加し、調査対象の韓国人が日本を嫌う割合は日本人が韓国を嫌う割合を大きく上回った。

また、日本の20代前半の若者では、韓国に対して好感を抱く人が36.8%で、反感を抱く人は6.1%にとどまるなど、意外な結果も出ている。

慰安婦問題では両国民の間で意見が大きく割れている。64%の日本人は「十分対応した」、「一定の対応をした」と回答したが、韓国人でこの二つを選択した人は9.7%にとどまり、大部分を占める89%が「不十分だ」、「むしろ傷を広げた」と回答した。このことから、慰安婦問題の解決を優先しなければ、対立の火種が再び燃え上がる可能性が常にあると示された結果となった。(翻訳・編集/岡田)

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