中国初のMERS発症者となった韓国人男性、「韓国料理食べたい」と要求=医師ら50人体制のICUで治療中―中国メディア

Record China    2015年6月2日(火) 11時31分

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2日、韓国での感染拡大が深刻化しつつある中東呼吸器症候群(MERS)。中国国内で初の発症者となった韓国人男性に対して、懸命な治療が続いている。入院先の病院では53人体制で治療に当たっている。写真は韓国の家庭料理。

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2015年6月2日、韓国での感染拡大が深刻化しつつある中東呼吸器症候群(MERS)。中国国内で初の発症者となった韓国人男性に対して、懸命な治療が続いている。入院先の病院では53人体制で治療に当たっている。広東省地方紙・新快報が伝えた

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中国初のMERS発症例となったこの韓国人男性は、先月26日に香港経由で広東省に入国。29日、同省恵州市でMERS感染が確定した。男性は自身の感染の可能性を知りながら中国出張を強行したとみられる。また、韓国の医療機関や関連当局の連携不足で男性の出国を阻止できなかったことが、中国や香港で非難の声を巻き起こしている。

男性の入院先である恵州市中心人民医院によると、男性は集中治療室(ICU)に入っており、医師13人・看護師40人からなる53人体制で治療を受けている。

新快報の記者がテレビ電話で取材を試みると、男性は病室内のベッドに座って携帯電話をいじっていた。かたわらにはノートパソコンも開かれていた。主任医師によると、男性は呼吸器系統が弱ってきているものの意識ははっきりしており、食事も自分でとれる状態。「韓国料理が食べたい」とのリクエストもあり、病院側ではそれに応じたという。(翻訳・編集/愛玉)

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