MERS流行で韓国旅行業界に影響じわり、台湾人1300人が旅行キャンセル=韓国ネット「いよいよ始まった」「政府は『安全不感症』」

Record China    2015年6月1日(月) 10時40分

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31日、MERSウイルス感染者が韓国で確認されていることを受け、韓国旅行を計画していた台湾の観光客約1300人が旅行をキャンセルしていたことが分かった。これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。写真はソウル・明洞。

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2015年5月31日、韓国・マネートゥデイによると、中東を中心に流行する中東呼吸器症候群(MERS)ウイルス感染者が韓国で確認されていることを受け、韓国旅行を計画していた台湾の観光客約1300人が旅行をキャンセルしていたことが分かった。

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韓国文化体育観光部によると、韓国観光公社の海外の31支社と韓国旅行業協会を通じ訪韓予約団体の動向を調べた結果、訪韓客の大半を占める中国と日本には特に影響が出ていなかったが、台湾から6月から7月にかけて予約していた観光客1295人が旅行をキャンセルしていたことが確認された。

文化体育館後部関係者は「現在、韓国での日常生活には問題がないことを観光公社の海外支社と旅行業界を通じて伝えている」とし、「危機管理システムを稼働させ、誤った情報により旅行のキャンセルが出ないよう、キャンセル事例について綿密に検討、対応している」と述べた。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「いよいよ始まった」

「『安全不感症』に陥っている韓国政府と関係者は、思い知るべき」

「政府は旅行をキャンセルした台湾の観光客を告訴でもするかな?」

「こういう非常事態が起こったら、謙虚に受け止めて迅速に対応してくれ。事なかれ主義は韓国の公務員の一番大きな問題だ」

「旅行に来てもらえないことを心配するくらいなら、MERSの拡大を防いで。MERSが猛威を振るっているのに、来てと言ったところで来ないだろう」

「一つの病気のせいで韓国経済が揺れ動き始めた。残念だ。一日も早く薬を作ってほしい。感染した人たちが回復することを祈る」

「最初からMERSについて関心を持って、対策を取って、拡散を防いでいれば、台湾からの旅行客もたくさん来てくれただろうに」

「エボラ出血熱が流行し始めたとき、韓国政府は、スペインや中東への旅行には注意するよう呼び掛けていた。それなのに、MERSはまだ心配するほどじゃないと言っている。立場が変わったら、自分たちは旅行するのか?」

「人が集まる場所には行けない。誰が患者か分からない」(翻訳・編集/和氣)

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