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8月17日の豪雨で水没した炭坑で172人の作業員が坑内に取り残されたが、9月2日現在、水位は大幅に下がったものの取り残された作業員らは発見されていない。写真は汝河の洪水。
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2007年9月2日、山東省泰安市新汝地区の水没炭坑は排水作業が進められ、採鉱時と比べ水位は55m近く下がった。作業員が閉じこめられていると推定されている地点まで残り68mとなった。
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2007年8月17日夜、新汝地区を豪雨が襲い、汝河の堤防が決壊した。溢れ出た水は付近の炭坑を水没させ、172人の作業員が坑内に取り残された。
堤防の修復工事が終了し次第、炭坑ではただちに排水作業を開始した。しかし坑内に流れ込んだ水は推定1200万立方mと膨大であり、排水作業は難航。事件発生から2週間以上が経過するもまだ生き埋めになった作業員らは発見されていない。(翻訳・編集/KT)