FIFAの収賄事件、意外でしたか?「日韓W杯の時の審判を思い出せ」―13億人のアンケート

Record China    2015年5月29日(金) 16時5分

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27日、FIFAの副会長を含む計14人が収賄など組織的不正の疑いで起訴された。これについて、中国共産党系の新聞がアンケートを実施。「FIFAの収賄スキャンダルは意外な事件でしたか?」と問いかけた。資料写真。

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2015年5月27日、国際サッカー連盟(FIFA)の副会長を含む計14人が収賄など組織的不正の疑いで起訴された。スイス司法警察省が米司法当局の要請を受けたもので、FIFAの副会長2人を含む7人が逮捕されている。

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サッカーW杯の2018年ロシア大会と2022年カタール大会の開催地決定をめぐる不正行為が疑われているほか、国際試合の放映権などをめぐって贈収賄が行われてきたとみられている。翌28日にはゼップ・ブラッターFIFA会長が、「悪いニュースはまだ続くだろう」と発言している。

これについて、中国共産党系の新聞・環球時報(電子版)は28日付でアンケートを実施。「FIFAの収賄スキャンダルは意外な事件でしたか?」と問いかけ、29日午後3時時点で734人の回答を集めている。うち、94%にあたる689人が「意外ではない」、残り4%にあたる45人が「意外」と回答した。以下は寄せられた具体的な意見。

■「意外」と答えた人の意見

「(FIFA会長選を控えた)このタイミングをガッツリ狙ってきたところにビックリ」

「米当局の恥知らずなまでに露骨なアクションは意外だった」

「汚職はあるにしても、この額(=1億5000万ドル)はびっくりだな」

■「意外ではない」と答えた人の意見

「世界のどこにだって汚職はある。違いは、それを監視する人がいるかいないかだ」

「人類の築く社会は永遠に暗く黒いものだ」

「人のあるところに腐敗あり、私欲あり。ただその程度や周囲への影響、注目度が違うだけで、どこにでも大なり小なりあるものさ」

「日韓W杯の時の、韓国の試合を担当した審判のこと思い出してみなよ。サッカー界がどんなにけがれているのか、よく現れているだろう」(翻訳・編集/愛玉)

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