2015年5月27日、今やハリウッド映画にとって救世主的な存在となった中国映画市場。ディズニー映画「トゥモローランド」も中国市場を頼みの綱としている。網易が伝えた。

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ジョージ・クルーニー主演「トゥモローランド」は、中国で26日に封切りを迎えた。北米地区では出足が不調だったこの映画について、米フォーブス誌では製作費1億9000万ドル（約235億円）を取り戻すためにも、中国市場での数字に関心が寄せられていることを報じている。

ここ数年、中国市場は数々の「駄作」とされたハリウッド映画を興行面で救ってきた。北米地区または世界的に数字が振るわなかったものの、中国市場に危機を救われた映画には、「パシフィック・リム」「ニード・フォー・スピード」「クラウド アトラス」などがある。また、「パニック・マーケット」など、なぜか中国だけで愛された映画も存在する。

急速なスピードで巨大化する中国市場だが、これに加えて中国の観客はハリウッドのダイナミックな映画が大好き。海外メディアも「映画の好みが独特だ」とその傾向を紹介している。

ジョージ・クルーニーは中国でも人気が高く、2013年の映画「ゼロ・グラビティ」では、中国だけで7150万ドル（約88億円）も稼ぎ出した実績を持つ。今月22日にはヒロイン役の女優ブリット・ロバートソンと上海で映画をPRしており、「トゥモローランド」が中国市場に向ける視線は非常に熱い。（翻訳・編集/Mathilda）