鑒湖の名水で醸造される「紹興酒」

Record China    2006年7月12日(水) 3時36分

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出荷を待っている紹興酒。

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「老酒(ラオチュウ)の起源は紹興にある」と言われるように、浙江省紹興市で醸造された老酒は、とくに「紹興酒(しょうこうしゅ)」と呼ばれている。 紹興酒は、もち米を原料に、鑒湖(かんこ)の清水を用いて醸造され、甕(カメ)に封じて3年以上熟成させた良質の醸造酒。熟成の期間の違いなどで呼称が変わり、製造から3年以上の貯蔵・熟成期間を経て製品化した物を「紹興酒」、さらに3年以上(通算6年以上)寝かせたものを「花雕酒」、18年〜20年ほど寝かせたものを「老酒」と呼ぶ。

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浙江省の紹興市は、中国で最大の紹興酒の生産基地として知られ、その製品は、日本をはじめ、世界30ヶ国に輸出されている。現在、日本で出回っている紹興酒は台湾産が多いが、中国では、「中華人民共和国原産地域産品」という原産地証明をつけ、これに対抗している。

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