2015年5月25日、中国が急速に発展している中で、中国の台頭を脅威だと指摘する声も少なくない。今月17日には大阪府茨城市の講演で福田康夫元首相が、中国の軍事力拡大や南シナ海で行われている中国と東南アジア諸国の領有権対立について、「中国が経済発展とともに、（周辺国に）大きな脅威になる」と述べた。

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中国脅威論に関して中国ネットユーザーは、「中国が台頭する中で、アジアの一部の親米国家、とりわけ日本・ベトナム・フィリピン・シンガポールなどの国は米国にアジア回帰を求めている。だが、米国はかつての欧州諸国のように、いつかアジアから手を引く。一方、中国はアジアから離れることはない。親米国家はこのことを肝に銘じるべきだ」と米国の力を借り中国をけん制するのではなく、自国の置かれている状況を正しく認識し、長期的な目線で中国と付き合って行くべきだと指摘した。（翻訳・編集/内山）