2015年5月22日、韓国・聯合ニュースによると、1〜4月の訪日外国人数で、中国人が初めて1位となった。

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日本政府観光局（JNTO）の発表によると、1〜4月に日本を訪れた中国人観光客は132万9300人で、前年同期より98．9％増加、国別で初めて1位となった。訪日韓国人は125万2500人で前年同期より43．5％増加したものの、中国には届かなかった。今年に入り、1月は中国人より韓国人が多かったものの、2月以降この状況が逆転、人数差は月を経るごとに拡大している。2013年まで、訪日外国人数では韓国が長年1位を占めてきたが、様相が大きく変わりつつある。

中国人が増えている背景には、円安の影響のほか、反日の意識が強くない20〜30代の女性を中心に「ショッピング観光地」としての人気が高まっていることがあるとみられる。また、日本政府が外国人観光客誘致のためビザの発行要件を緩和するなどの措置を取っていることも一因だ。韓国の旅行業界では、中国人観光客が韓国に背を向け日本を選ぶ傾向がますます強くなるのでは、と懸念の声が出ている。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「ただ円安だから行くんだろう。反日感情は関係ない」

「韓国に来るとぼったくりに遭うし、公園にはホームレスしかいない」

「韓国は反省すべき点が多い。一度韓国に来たらもう来たくなくなるっていう。その理由が何なのか」

「韓国に来てた中国人の立場で言ったら、日本はまるで新世界だろうな。みんな親切で、どこに行っても清潔で、ぼったくりもなく、物価も安く、食べ物もおいしく…挙げたらきりがない」

「日本の親切は世界最高。韓国にも早く取り入れるべき」

「日本はちゃんと商売をしてるんだろう。サービス一つとっても、とにかく日本だ」

「日本人は外国人観光客が来ようと来まいと、自分たちのスタイルで商売をしている。韓国のように、外国人が来ないからってオーバーに騒いでニュースにしたりしない」

「安倍（首相）が成し遂げた円安が中国人を呼んでいるんだな」

「反日感情と旅行は別でしょ。嫌韓の台湾でもK−POPが売れてる」

「韓国のサービス精神を正さないといけない。政府が先頭に立ってしっかりやるべきなのに、個人が頑張っている」

「韓国に来る外国人が理解できない。見る物も食べる物もないし、買い物しても還付手続きが大変だろうし、ぼったくりに不親切、物価も高い。外国人の友達は、テンプルステイしかないと言ってた」

「なんと、韓国人観光客が前は一番多かったって？口では悪く言いながら、みんな遊びに行くんだな」（翻訳・編集/和氣）