中国の違法漁船を爆破で「見せしめ」にしたインドネシア、中国外交部は「説明を求める」―本日の中国TOPニュース

Record China    2015年5月22日(金) 23時8分

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20日、外国籍の違法漁船が横行しているインドネシアで、拿捕された中国の違法漁船が「見せしめ」のために海上で爆破された。中国外交部は翌21日の定例記者会見で「インドネシア側に説明を求める」とした。資料写真。

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2015年5月20日、外国籍の違法漁船が横行しているインドネシアで、拿捕(だほ)された19隻の外国船籍の漁船が「見せしめ」のために海上で爆破された。その中に中国漁船が含まれていたことが注目されている。中国外交部は翌21日の定例記者会見で「インドネシア側に説明を求める」とした。香港の衛星局・フェニックステレビ(電子版)が伝えた。

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インドネシアのジョコ大統領は、海洋国家を目指す政策の一環として、不法操業を行う外国漁船の取り締まりに力を入れている。外国船による違法漁業でインドネシアが被る損害額は年間242億ドル(約2兆9000万円)とされ、現在も5400隻の違法漁船が同国海域を横行しているという。これまでにも拿捕した漁船を「見せしめ」のために爆破する例はあったが、これに中国船が含まれるのは今回が初めて。20日、カリマンタン島西沖で、同国海軍が爆破に当たったという。

中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は、この件について「状況を確認中であるとともに、インドネシア側に説明を求めている」とした。「漁業は、中国とインドネシア両国の協力関係において重要な要素。よって、われわれはこれまでも両国の漁業協力を建設的に推進するよう求め、また中国企業の合法的権益を保証するよう求めてきた」発言した。(翻訳・編集/愛玉)

※<本日の中国TOPニュース>では、中国の大手主要ポータルサイトによるニュースアクセスランキングから、注目の一記事をピックアップする。本記事は2015年5月22日付の中国大手ポータル・新浪(Sina)のランキング9位の記事。

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