2015年5月21日、韓国・聯合ニュースによると、福島など8県の水産物の輸入を規制している韓国を世界貿易機関（WTO）にWTO協定違反として提訴すると発表した日本政府に対し、韓国政府が遺憾の意を示した。

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東京電力福島第1原発の放射能漏れをきっかけに、韓国政府は現在、東北など8つの県からの水産物の輸入を禁止している。これに対し、日本政府は「科学的根拠がない」と規制緩和を要求してきた。

韓国の国務調整室、食品医薬品安全処、産業通商資源部、外交部は同日、合同報道資料を発表し、「国際的な規範に基づき、規制解除の検討手続きを行っている過程で、日本がWTOに2国間協議を要請したことは遺憾だ」と述べた。また、「規制措置が国民の安全を考慮したものであることをしっかりと説明し、日本側の主張に積極的に対応していく」と説明した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「なんで韓国だけを訴える？日本はどれだけ韓国を甘く見ているんだ？」

「日本に良心はないのか？日本人も食べないものを、なんで外国に輸出する？」

「遺憾を表明することしかできない韓国政府に腹が立つ」

「そんなに『遺憾』が好きなの？北朝鮮に遺憾、日本に遺憾、中国に遺憾…。もう聞き飽きた！」

「福島産水産物を輸入するくらいなら、いっそ日本製品すべての輸入を禁止してほしい」

「日本政府は韓国政府の反応なんて眼中にない。言うだけ無駄」

「韓国より何倍も人口が多い米国や中国に訴えるべき」

「国民には知らせずに、こっそり規制を解除しそうな予感…」

「輸入してもいいから、朴大統領や議員らが食べてくれ。国民に押し付けるな」

「日本の挑発はいつまで続く？このままでは、第三次世界大戦に発展してしまいそうだ」

「もし規制を解除することになったら、韓国政府は外交を諦め、『日本の植民地になった』と宣言しろ」（翻訳・編集/堂本）