2015年5月21日、AFP通信によると、ナチス・ドイツのヨアヒム・フォン・リッベントロップ外相が旧ソビエト連邦の伝説的スパイだったリヒャルト・ゾルゲに宛てた書簡が、東京・神田神保町の書店で見つかった。

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書簡はゾルゲの43歳の誕生日に送られたもので、東京の在日ドイツ大使館で諜報活動を行っていたゾルゲの「傑出した貢献」を称えている。書簡を発見した書店の男性は、ナチス・ドイツがいかにゾルゲに信頼を寄せていたかが分かる資料だと話している。書簡は、ナチス・ドイツ関連の資料を処分したいという人から書店の男性が入手したもので、リッベントロップ外相のサイン入り写真も含まれていた。書簡と写真は競売にかけられる予定だ。

この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

「なんて素晴らしい歴史の断片なんだろう。私もお金があれば日本で競売に参加したいな」

「ゾルゲは類まれなスパイだったが、スターリンは彼を信じていなかったよ」

「70年も前の手紙なんて価値がないよ」

「ドイツが第二次世界大戦で負けて良かったが、ロシアが勝ったというのは残念だ」

「今のロシアには、また新たな大切なスパイがいるね。スノーデンだ」

「史上最高のスパイだ」

「注意した方がいいよ。偽造かもしれないからね！」（翻訳・編集/蘆田）