2015年5月20日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領は訪韓中の国連教育科学文化機関（ユネスコ）のボコバ事務局長と会談を行い、「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産への登録に反対する考えを示した。

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朴大統領は、「日本は一部の施設で強制労働が行われたという歴史に目を背けて世界文化遺産への登録を申請しており、これは世界遺産条約の精神に反するものであり、両国間に不必要な分裂を招く」と述べた。これに対しボコバ事務局長は、「世界遺産委員会の委員長に朴大統領のメッセージをしっかりと伝える」と約束したという。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「世界文化遺産に登録されたら、『日本の戦犯遺産』として、日本の蛮行の内容が刻まれた石碑を韓国政府が建てればいい」

「対日外交において、朴大統領はカリスマ的な役割を担っている。これからも頑張れ！」

「朴大統領の対日外交は間違った方向に進んでいるようだ。内政干渉はやめた方がいい。そういう仕事は民間団体がするべき」

「朴大統領の反日外交によって得られるものって？何かあるのかな？」

「もし朴大統領の主張が通ったら、国民の支持率は上昇するが、日韓関係は悪化する。主張が通らなければ国民からブーイングの嵐だ！どちらにしても、朴大統領にとって政治的打撃になる」

「日本の植民地支配に関する問題は1965年に解決された。朴大統領はいつまでも過去にこだわるな。日韓間の歴史問題は民間に任せて、日本と良い関係を築くべき」

「朴大統領が韓国国民にしてくれたことって？何もない。これからも期待してないよ」（翻訳・編集/堂本）