中国の大学生に人気の卒業旅行先は?広い国土の選択肢はさまざま―中国メディア

Record China    2015年5月22日(金) 14時40分

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20日、中国の学生にとってまもなく迎える6月は卒業のシーズンである。チャイナフォトプレスはこのほど、大学生の卒業旅行で人気の目的地をランキングした。写真は雲南省麗江市。

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2015年5月20日、9月に新年度がスタートする中国の学生にとって、まもなく迎える6月は卒業のシーズンである。チャイナフォトプレスはこのほど、大学生の卒業旅行で人気の目的地をランキングした。

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■西塘(浙江省嘉興市)

水郷地帯で有名な中国中部・江南地方の素朴で小さな街。縦横に走る水路に石畳の道、明清代から変わらぬ姿を見せる古民家群…時が止まったかのような、まるで水墨画のような風景を愉しむことができる。

■烏鎮(浙江省嘉興市)

西塘と同じく、江南地方の水郷の街。観光地として脚光を浴びるようになるまで長らく陸の孤島だったこれらの街は、交通の発達した現在は日帰り客が多くを占めるが、街の風景が最も美しいのは水路から霧の立ち込める朝方や黄昏時である。

杭州(浙江省)

「上に天国あり、下に蘇杭あり」と謳われ、天下の名勝として古くから有名な杭州。西湖をぐるりと囲むように発展した街には歴史的建築も多く残り、郊外は全国隋一の緑茶の産地として知られる通り、自然にも恵まれた土地柄で、都市と緑の美しく融合した。

■チベット

多くの人にとって遠く、神秘的な仏教の聖地。敬虔なチベット族の素朴な文化と神々しく厳しい自然が入り混じり、一度は訪れたい憧れの地となっている。近年は交通インフラが進み、旅の実現もずいぶんとたやすくなった。

■雲南省

中国の最西南部に位置し、タイやラオス、ベトナム、ミャンマーと国境を接する少数民族のるつぼ。美しい自然の風景と各民族の多彩な文化を経験することができる。世界遺産としても有名な高原の街・麗江や東南アジアのムードに近い亜熱帯のシーサンパンナまで見どころはたくさんある。

敦煌甘粛省

悠久の歴史の痕跡を認める中国の“西の真珠”。かつてシルクロードのオアシス都市として栄えた敦煌といえば、茫漠とした砂漠やラクダの姿を思い浮かべる人も多いだろう。昔の旅人たちにロマンを感じ、人生という旅路に思いを馳せるドラマチックな旅程を求めるのもよいだろう。

■ココシリ自然保護区(青海省)

モンゴル語で青い山々を意味する「ココシリ」。国内で最大の面積、最高の海抜に広がる野生動物の楽園である。気候条件、地理条件ともに非常に厳しく、観光に適切なのは6〜8月とわずかな期間しかない。希少な野生動物を守るため、観光客の入域制限も非常に厳しい。

■台湾

「麗しの島」とも称される小さな島の中には大都会から農村、高山に雄大な海、厳しい峡谷や澄んだ湖などあらゆる見どころが存在する。原住民や中国各省から移り住んだ人々による多彩な文化。グルメにファッション、ライフスタイルと、あらゆる好奇心を満たす要素が凝縮している。

■香港

東西文化が入り混じり、国際色豊かな文化を育んだ不夜城。長くショッピング天国として知られ、中華料理の最高峰ともされる広東料理の美食の数々、アジアでも随一のきらびやかな夜景など、東洋の真珠としての魅力はいまだ健在である。(翻訳・編集/愛玉)

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