2015年5月17日、韓国・中央サンデーは、北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイル（SLBM）に使用されたミサイル射出装置が、2003年に日本の貿易商を介してロシアから取り寄せた旧ソ連製を基に開発されたと報じた。

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国防関連シンクタンク・安保政策ネットワークスは16日、「2006年の米国議会報告書によると、北朝鮮は2003年に日本を介して退役したロシアの潜水艦ミサイル射出装置を輸入した。これを基本モデルとして開発された射出装置を新浦級（2000トン）潜水艦に装着して実験に成功したのだろう」とした。韓国の情報当局も、米議会報告書などを介してこの情報を入手し、非公開で国会に報告していたが、2006年当時は北朝鮮のSLBM開発推進という事実自体が、韓国だけでなく国際社会で大きな注目を受けていなかった。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「そうすると、日本はテロ支援国家か？」

「日本に対して経済制裁を！」

「日本の貿易商であっても、意図的に日本政府が工作をしたのかもしれない。北朝鮮がSLBMを保有すれば、日本の再武装の名分になる」

「日本もロシアも国連決議案に違反しているではないか」

「北朝鮮よりももっと悪いのが、武器調達の手助けをしている日本だ」

「日本のやつらは狂っている。自分の国を攻撃する国に武器を売るなんて。金もうけのためなら、何でもするんだな」

「日本は、朝鮮半島で戦争が勃発することを望んでいるんじゃないか？」

「事実上、日本は北朝鮮の核武装を手助けしている」

「単なる貿易商がソ連の武器を敵対国に売ったということ自体おかしい。その貿易商とはどんなところなんだ？とにかく日本は常に警戒する必要がある国だ」（翻訳・編集/三田）