故宮に入場数制限を導入へ、1日8万人まで=チケットの実名購入でダフ屋対策も―中国メディア

Record China    2015年5月21日(木) 16時11分

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18日、中国の北京を代表する観光名所の一つである故宮で入場制限を採用することが分かった。毎日8万人の入場を上限とし、この制度は6月13日から仮施行される。写真は故宮博物院。

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2015年5月18日、中国の北京を代表する観光名所の一つである故宮で入場制限を採用することが分かった。毎日8万人の入場を上限とし、この制度は6月13日から仮施行される。新京報が伝えた。

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生活水準の向上に伴い、旅行を楽しむ中国人は増え続けている。故宮は多くの中国人にとって一度は訪れてみたい場所の一つだろう。

近年は多すぎる入場者がしばしば混乱を招いてきた。故宮博物院の単霽翔(シャン・ジーシアン)院長は「我々はルーブル美術館や大英博物館など世界有数の博物館よりもかなり多くの入場者を受け入れている。サービスや安全面での管理にはたいへんなプレッシャーがある」とこれまでに繰り返し強調していた。その言葉通り、過去3年間の故宮博物院の入場者数は1500万人前後で推移しており、大型連休時には参観順路を単方向に指定したり、部分的に入場制限を行うなどしてきた。

さらなる入場者対策として採られる今回の制度。故宮博物院の三つの入場口では随時、チケット販売残数を掲示し、入場希望者の混乱を防いでいく。また、同日より入場券は実名購入制となる。これはダフ屋対策の一環で、購入者は入場時に身分証の提示が求められることになる。(翻訳・編集/愛玉)

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