ヴェネチア国際映画祭が開幕、審査委員長のチャン・イーモウ監督が現地入り―イタリア

2007年8月29日、第64回「ヴェネチア国際映画祭」がイタリアのリド島で開幕し、審査委員長に選ばれたチャン・イーモウ（張芸謀）監督が現地に到着した。

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来年に迫る北京五輪で、開幕式の総合演出を担当しているチャン監督は現在、準備作業の真っ最中。今回、約10日間のオフを利用して審査委員長を務めるが、「とてもいいリラックスになる」と語り、「長いことゆっくり映画を見る時間が無かったから、楽しみにしていた」とご機嫌な様子を見せていた。

また、今回はチャン監督の愛弟子、チアン・ウェン（姜文）監督の「太陽照常升起」と、アン・リー（李安）監督の「ラスト、コーション」（色、戒）がコンペ部門に出品されているが、映画への批評について聞かれると、「まだ見ていないから、何とも言えない」と語っている。

今映画祭のグランプリにあたる「金獅子賞」は、最終日の来月8日に発表される予定。（翻訳・編集/Mathilda）