2015年5月14日、ロシアメディアによると、日本の外務省は今年初めて実施される予定だった北方4島のビザなし交流がロシア側の「日本国民を受け入れる準備が整っていない」との理由で中止されたことを明らかにした。環球時報（電子版）が伝えた。

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日本から北方4島へのビザなし交流は5月15日から開始される予定だったが中止となった。また、5月19〜22日の日程で元島民が自由訪問を予定していたが、同様にロシア側からの申し入れで中止となったことを、北方4島出身者らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟が発表している。

ビザなし交流は両国民の相互理解や日ロ平和条約交渉問題の解決などを目的に1992年から続けられている。（翻訳・編集/岡田）