中国駐米大使「中国の南シナ海での行動は主権の範囲内」「米国が干渉するいかなる理由もない」―中国メディア

Record China    2015年5月14日(木) 20時7分

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13日、中国の崔天凱駐米大使は中国記者団の取材に応じ、「中国が南シナ海で行うすべての行動は主権の範囲内のものであり、米国が干渉するいかなる理由もない」と述べた。写真は崔大使。

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2015年5月13日、中国の崔天凱(ツイ・ティエンカイ)駐米大使は中国記者団の取材に応じ、「中国が南シナ海で行うすべての行動は主権の範囲内のものであり、米国が干渉するいかなる理由もない」と述べた。14日付で新華網が伝えた。

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崔大使は、「中国は他国に出向いて埋め立てを行っているのではない。逆に一部の国が中国の島しょで早くからそのようなことを行ってきたが、米国はそれを非難してこなかった」とし、「米国が中国を非難するのは二重基準だ」と指摘した。

米上院外交委員会が13日の公聴会で、中国の南シナ海での岩礁埋め立てに強い懸念を示したことについては、「南シナ海に緊張をもたらしているのは誰か。米国が近年、積極介入したことで、情勢が安定したのか、それとも混乱の度を増したのか。事実はそこにある」と述べた。

また、「中国の領土問題における立場は一貫している」とした上で、「中国が陸続きの隣国12カ国と国境問題を解決したことは、中国が外交ルートを通じて領土争いを解決する誠意を持っていることを示すものだ。中国と海上で領土争いをする国々もこうした誠意を示すことができると、中国は期待している」と強調した。(翻訳・編集/柳川)

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