2015年5月11日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の路上では自動車は歩行者を優先しなければならないのは日本と同様だが、実際には6割程度しか守られていないことが分かった。

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11日、ソウル研究院が発刊した「ソウルの歩行者が感じる歩行環境は？」によると、歩行者と車両が出会ったとき、優先権が歩行者にあることは運転者の96．5％、歩行者の95％が理解している。しかし、実際に道を譲ってもらったと答えた歩行者は59．3％に過ぎず、認識と行動の違いが明らかとなった。ただし、運転者の80．1％は歩行者に道を譲ったことがあると答えており、運転者と歩行者の間の認識にも差があった。このアンケートはソウル研究院が今年3月、ソウル市内の20歳以上の男女ドライバー141人、歩行者140人を対象に実施したもの。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「特に地方はひどいね」

「ドライバーも歩行者も道を譲らない。韓国人の基本的な性格だ」

「路地に人が多すぎるのも問題だ」

「歩行者優先は知っているが、歩行者もある程度は譲るべき」

「歩行者の中にも横断歩道じゃないところを横断する無謀なやつがいる。どっちもどっちだ」

「最近、海外旅行によく行くが、国ごとに秩序の違いがある。東南アジアや中国は完全に悪夢だが、日本や米国に行くと本当に素晴らしい。韓国は中国や東南アジアをまねるのではなく、日本、米国のようなレベルになる必要がある」

「信号を守らないドライバーも多いぞ」

「譲るどころか、ドライバーが歩行者を煽ることもある」

「韓国では歩いて道を渡ろうとすると、車がスピードを上げて、歩行者より先に通過しようとする。米国のようにもっと多額の罰金や重い罰則を設けるべきだ」（翻訳・編集/三田）