「ザリガニ洗濯機」はなぜ、日本で騒がれたのか?中国では驚くに値せず―中国メディア

Record China    2015年5月11日(月) 19時40分

拡大

8日、中国でザリガニを洗浄する専用の洗濯機が開発されたことが日本のインターネット上で話題になり、これが逆輸入のかたちで中国に紹介された。中国では食用ザリガニが一部で流通しているため、奇異の目で注目されたことがかえって驚きだったようだ。写真はザリガニ料理。

(1 / 2 枚)

2015年5月8日、中国でザリガニを洗浄する専用の洗濯機が開発されたことが日本のインターネット上で話題になり、これが逆輸入のかたちで中国国内に紹介された。中国では食用ザリガニが一部で流通しているため、奇異の目で注目されたことがかえって驚きだったようだ。中国大手ポータルサイト・網易(NETEASE)が伝えた。

その他の写真

スパイシーに調理されたザリガニがたらいいっぱいに盛りつけられ、手で殻をむきながらむしゃぶりつく…。まるで日本人がカニを食べるかのように、中国の一部地域では初夏の風物詩と見られている普通の光景だ。実際、ザリガニを食べる食習慣は中国のものだけではなく、フランスやアメリカの一部でも食べられているというが、日本では驚きの話題として伝えられた。

食用ザリガニを1匹1匹、きれいに洗浄するのは大変に骨の折れる作業。ある人物が10年かけてこのほど開発に成功した「ザリガニ洗濯機」は、5分で200匹をきれいにしてしまう優れ物だ。ただし、価格は日本円にして44万円相当となる。これを日本のテレビ局が紹介すると、たちまちインターネット上で話題になった。

「中国人ってザリガニまで食べるの?」「中国でとれたザリガニ?汚すぎるだろう」「だったらゴキブリ調理器も必要では?」などと、大反響を呼んだこのニュース。しかし、中国ではさほど驚くに値しない情報である。もともと食に貪欲な国民性。そして工業大国でもある中国であるから、ザリガニ洗濯機が誕生したのはまったく不思議ではない。

さらに、中国の農村部では収穫したイモ類を一般の洗濯機で洗う習慣もある。また、チベット地区では日常的に飲まれている“バター茶”をつくる際、洗濯機を使ってかき混ぜることもあるという。(翻訳・編集/愛玉)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携