福田元首相、安倍首相の戦後70年談話は「中韓の共感を得られるものに」―香港メディア

Record China    2015年5月11日(月) 15時57分

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9日、福田康夫元首相は、安倍晋三首相が今夏に出す戦後70年談話について、「中国と韓国の共感を得るようなものでなければならない」と述べた。写真は靖国神社の看板。

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2015年5月10日、香港・鳳凰衛視によると、福田康夫元首相は9日、東京で行われた会合「パシフィック・ビジョン21」に出席し、安倍晋三首相が今夏に出す戦後70年談話について、「中国と韓国の共感を得るようなものでなければならない」と述べた。

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会合には、福田元首相やデニス・ハスタート元米下院議長ら、日米の有識者31人が出席。日米両国の安全保障や経済、人的交流などにおける今後30年の展望などについて話し合われた。

福田氏は記者会見で、安倍首相の戦後70年談話について、「中韓の共感を得るようなものでなければならない」とした上で、「安倍首相は歴史問題で積極的に中韓両国の要請に応じ、和解の道を探るべきだ」と指摘。さらに、「問題を軽視せず、政府間で努力するほか、民間を通じても協力していく必要がある」と強調した。

ハスタート氏は、安倍首相が訪米中に行った演説に肯定的な見方を示し、「相違を乗り越え、前向きな関係を確立すべきだ」と語った。(翻訳・編集/岡田)

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