ロシアは飛行機を売り、中国は高速鉄道を造る=中露が関係を強化―独メディア

Record China    2015年5月10日(日) 5時30分

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8日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトによると、習近平国家主席とプーチン大統領がモスクワで会談し、今後両国は軍事、航空、経済貿易などで協力を強化するという。

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2015年5月8日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席とロシアプーチン大統領がモスクワで会談し、今後、両国は軍事、航空、経済貿易などで協力を強化し、より一層関係を深めることで合意したと伝えた。

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プーチン大統領のドミトリー・ペスコフ(Dmitri Peskow)報道官によると、中露両国の投資財団はリース会社を設立し、中国及びアジア市場でロシア製の旅客機スホーイ・スーパージェット100を普及させる予定である。また、中国企業はロシア初となる高速鉄道建設計画「モスクワ―カザン高速鉄道」の建設プロジェクトを受注。中国側は3000億ルーブル(約6992億円)を投資し、2020年にも開通する見通し。

2014年のウクライナ危機以降、ヨーロッパで孤立するロシアは一層中国寄りになっている。

今回の会談で、プーチン大統領は「中露両国は、民間航空及び軍事分野での協力を強化する。両国は互いに信頼し、良好な関係を保持している」と述べ、習主席は「国際上の多くの議題において、中露両国は同じ見地にある」と述べた。

9日には、モスクワ・赤の広場で戦勝70周年記念の軍事パレードが開催され、習主席も参加するほか、中国人民解放軍から選ばれた儀仗隊110人も初参加する予定である。11日からは、中露海軍が地中海で初の合同演習を10日間にわたり行う予定で、両国海軍より10隻の艦船が参加する。また、今年の9月3日には、プーチン大統領も北京で開催される第二次世界大戦終結70年を祝う式典に参加する予定である。(翻訳・編集/霧島)

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