最も「ほほ笑む」のは米国人、「ほほ笑まない」のは…?―米大学研究

Record China    2015年5月10日(日) 0時46分

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8日、参考消息網によると、米ウィスコンシン大学マディソン校の心理学者らが行った「ほほ笑みの文化」に関する研究で、米国人やカナダ人など移民の多い国の人々は、よくほほ笑むことが分かった。資料写真。

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2015年5月8日、参考消息網によると、米ウィスコンシン大学マディソン校の心理学者らが行った「ほほ笑みの文化」に関する研究で、米国人やカナダ人など移民の多い国の人々は、よくほほ笑むことが分かった。

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調査は、世界32の国・地域の5000人を対象に行われた。その結果、米国人やカナダ人、オーストラリア人などは表情を使ったコミュニケーション能力に長けており、しかもほほ笑みを絶やさない傾向が見られた。逆に、最もほほ笑みを見せなかったのは香港人で、インドネシア人やバングラデシュ人、ロシア人、スイス人などもほほ笑みを見せることが少なかった。

こうした傾向について、研究に参加した心理学者のPaula Niedenthal教授は「米国人などが感情豊かな表情を見せるのは、移民文化と大きな関係がある」と指摘。「言語や文化の差が、表情を使った交流を促進させる要素になっている。表情が豊かでなければ、他人の気持ちを知る術がないからだろう」と分析している。

また、今回の研究によって、「ほほ笑み」は移民国家では一般的に友好や愉快な気持ちを表わすことに使用されているが、日本では「他人への尊重を表わしたり、自身の不満を隠すためなどに使用されている」ことも明らかになったという。(翻訳・編集/秋田)

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