2015年5月7日、中新財経によると、韓国銀行（中央銀行）が同日発表した報告書で、中国がEU（欧州連合）を超えて韓国第2の投資対象国となった。

【その他の写真】

報告書によると、2014年末までの韓国の対外投資規模は前年比955億ドル増の7166億ドルに達した。投資対象国としては米国が1736億ドルで最も多く、ついで中国が1324億ドル、EUが1272億ドル、東南アジアが1062億ドルなどとなった。

近年、韓国の対中投資は急増しており、2013年には初めて東南アジアを抜いて第3位になった。投資額は4年間で倍増している。投資の内訳は直接投資が52．5％、預金、融資などその他の投資が39．2％となっている。

専門家は、「韓国の対中投資の急増は、両国の経済貿易関係が日増しに緊密になっていることや、韓国企業が中国市場でさらなる発展を希望していることの表れである」と分析している。（翻訳・編集/北田）