韓国・金鍾泌元首相が日本との交渉を回想=「独島は爆破してでも渡さない」―韓国メディア

Record China    2015年5月6日(水) 22時8分

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4日、韓国の金鍾泌元首相は、1962年11月12日に当時の大平正芳首相に対し「あなた方が何を言い、どんな騒ぎを起こそうとも、独島(日本名:竹島)は我々が実効支配している。爆破してしまってでも、渡すつもりはない」と述べたと回想した。写真は竹島。

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2015年5月4日、韓国の金鍾泌(キム・ジョンピル)元首相は、1962年11月12日に当時の大平正芳首相に対し「あなた方が何を言い、どんな騒ぎを起こそうとも、独島(日本名:竹島)は我々が実効支配している。爆破してしまってでも、渡すつもりはない」と述べたと回想した。中央日報が伝えた。

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当時中央情報部長だった金鍾泌氏は、対日請求権を議題に東京で会談を行った。金氏は「大平氏とは4時間にわたって会談したが、独島問題については最後の10分間程度しか話していない。大平氏は国際司法裁判所に持ち込むことを主張したが、私は『独島問題は議題ではない』と反論した。これは推測だが、国会を控えた大平氏が、独島問題について提起したという証拠作りのためにわざわざ取り上げたのではないかと思う」と述べた。

1965年のいわゆる「竹島文書」では、当時の丁一権(チョン・イルグォン)首相が日本政府と竹島の棚上げに合意し、朴正煕(パク・チョンヒ)大統領の承認を得たとされ、その文書は金氏の実兄である金鍾珞氏が持っていたという。金鍾泌氏はこの件についてもコメントした。

金氏は「竹島棚上げ論は河野一郎氏が持ちかけたもので、丁首相がこの話を国内に持ち帰る過程で秘密文書の話が伝わっていった。私の知る限り、兄がそのような書類を保管していたことはない」と述べた。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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