2015年5月4日、中国・環球時報（電子版）によると、フランス・パリの地下鉄に掲示された米動画配信サービス大手「Netflix」の広告が、中国系住民の間で「中国人への侮辱だ」などと物議を醸している。

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問題となっているのは、米人気ドラマシリーズ「ベター・コール・ソウル」のPR広告。主人公の弁護士ソウル・グッドマンが人差し指を前に突き出し、「切符を見せろと言われたらこう答えろ。『分からない。私は中国人だ』と」と指し示す、挑発的な内容だ。

この広告について、中国系住民からは「あからさまな差別だ」「広告にすぎない」「ユーモアがあり、悪意はない」などと異なる声が上がっている。

報道によると、Netflixは同作品のPRのため、異なる50バージョンの広告をパリ市内に掲示しているという。（翻訳・編集/柳川）