韓国ユネスコ大使「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録に懸念、事務局長「日韓は対話で解決を」―韓国メディア

Record China    2015年5月2日(土) 4時45分

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29日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)韓国政府代表部の李炳鉉大使がユネスコのボコバ事務局長と会談し、日本による「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録申請に懸念を表明した。写真はユネスコ。

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2015年4月30日、韓国・聯合ニュースによると、国連教育科学文化機関(ユネスコ)韓国政府代表部の李炳鉉(イ・ビョンヒョン)大使は29日、ユネスコのボコバ事務局長と会談し、日本による「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録申請に懸念を表明した。環球時報(電子版)が伝えた。

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李大使は、「日本による植民地統治時期に韓国人が建設した施設は悲しみの歴史を象徴している。反省も謝罪もせず、世界文化遺産への登録まで目指す日本の行動を憂慮している。ユネスコの公正で公平な措置を望む」と述べた。

これに対し、ボコバ事務局長は「日本と韓国には対話によって解決策を見いだすよう努力してほしい」と述べた。

「明治日本の産業革命遺産」は、九州、山口をはじめとして製鉄、造船、石炭産業等の施設からなるもので、強制徴用された朝鮮人労働者が建設に携わったことから、韓国は「日本による侵略の歴史を正当化するものだ」として、世界遺産登録には断固反対するとの立場をとっている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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