2015年4月29日、中国新聞社は記事「わがまますぎる中国人観光客、空港ショッピングに夢中で飛行機を遅れさせる」を掲載した。

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韓国・亜洲経済中国語サイトによると、14日に韓国・仁川空港で仁川発安徽省合肥市行きの航空機が遅延した。その理由が振るっている。ある中国人乗客が離陸直前になって「免税店で買ったブランド物のバッグを受け取るのを忘れていた」として搭乗を中止した。その乗客が預けた荷物を貨物室から出す必要があり、大幅な遅延になったという。こうしたトラブルは枚挙にいとまがない。出発直前の搭乗口に駆けつけてきた中国人乗客が、「連れはまだ買い物中だからもうちょっとだけ待って」と自分勝手な注文を付けるケースもしばしばだ。

最近問題となっているのが空港内でのショッピング。手荷物として機内に持ち込めるのは10キロまでと決まっているが、免税店でドカ買いした結果、それをはるかに超える量の荷物になっていることが多い。本来ならばもう一度カウンターで荷物預け入れの手続きをしてもらわなければならないが、時間がかかり航空便の遅延につながりかねない。そこで韓国の空港では搭乗口横にコンテナを用意し、規定以上の手荷物があった場合には預かるようにしたという。（翻訳・編集/増田聡太郎）