米ホワイトハウス、日韓関係改善に向け村山談話継承を促す=「ホワイトハウスは言葉だけ」「いがみ合っていても、失うものが多い」―韓国ネット

Record China    2015年4月27日(月) 7時40分

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25日、韓国・ニュース1は、ベン・ローズ米大統領副補佐官が、安倍晋三首相に対し、米議会上下合同演説で、村山談話を継承するよう促したと報じた。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。写真はホワイトハウス。

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2015年4月25日、韓国・ニュース1は、ベン・ローズ米大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)が24日(現地時間)、日韓関係改善のため、安倍晋三首相に対し、29日の米議会上下合同演説で、過去の植民地支配と侵略を認めた村山談話を継承するよう促したと報じた。

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ローズ副補佐官は、安倍首相の訪米に先立って行われた電話会議で、「米政府は、安倍首相について、地域内の協力を促進し、緊張を緩和させるために、過去の談話と一致する形で歴史問題に建設的に対処することを促した」と述べた。米議会での演説は、安倍首相が8月ごろに出す予定の戦後70年談話(安倍談話)につながる可能性があることから、注目を集めている。インドネシアのジャカルタで開かれたアジア・アフリカ会議(バンドン会議)60周年記念サミットのスピーチ(22日)では、過去の「深い反省」には言及したが、侵略の歴史に対する「謝罪」はなかった。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。以下はその一部。

「謝罪しても受け入れる気はないが、それでも外交だから、謝罪するふりだけでもする必要がある。そうすれば、受け入れるふりをすることもできる」

「言葉だけはそれらしく言うけど、米国は日韓の歴史問題なんか、関心ないだろう」

ホワイトハウスが、いくら日本に謝罪を促しても、安倍と右翼の連中は、米国を利用するだけで、尊重しない。韓国にも謝罪はしない」

「米国側まで言及するほど、安倍は本当に謝罪をしない。いつも、安倍は右翼で謝罪もしないと言うが、よく考えてみると、その安倍に投票したのは誰かを考えると恐ろしい。普通の日本人は大丈夫だと考えているが、安倍を選んだのは、普通の日本人だ」

「韓国も謝罪に固執しているけど、朴槿恵(パク・クネ)は歴代大統領のように、過去の歴史・領土問題と安保・経済分野を分離して対応する『ツートラック』戦略が必要だ。朴槿恵はいま、父・朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領が親日と言われているから、その汚名を晴らすために、無理にワントラックにしようとしている」

「米国は韓関係に口を挟まないでくれ」

「ホワイトハウスは言葉だけの外交だ」

「日韓間の課題解決に、なぜ米国が助けを出すんだ。解決できなければ、中国、ロシアを防ぐ盾がなくなるからか?」

「日本といがみ合っていても、得るものより失うものの方が多い。事実、経済的には失ったものが多くある。ただ力のバランスには注意しないといけないが…」(翻訳・編集/三田)

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