北米市場で中国映画が惨敗状態、超ヒット作でも見向きもされず「ニーズの違い」―中国メディア

Record China    2015年4月24日(金) 15時6分

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23日、公開中の「ワイルド・スピード7」をはじめハリウッド映画が大人気の中国映画市場だが、逆に中国映画は北米市場でいずれも惨敗となっている。

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2015年4月23日、公開中の「ワイルド・スピード7」をはじめハリウッド映画が大人気の中国映画市場だが、逆に中国映画は北米市場でいずれも惨敗となっている。新浪が伝えた。

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カーアクション映画の人気シリーズ最新作「ワイルド・スピード7」は中国において、今月20日現在で興行収入が15億6600万元(約301億円)に。中国映画市場で最高ヒット作となり、史上初の20億元(約385億円)超えを達成する可能性も濃厚となっている。

中国でのハリウッド映画人気に対し、北米市場における中国映画は惨敗状態だ。今年はこれまでに7作品が上映されているが、興収トップは女優シュー・ジンレイ(徐静蕾)の監督作品「有一個地方只有我們知道」で、48万2000ドル(約5800万円)に。中国では興収2億8000万元(約54億円)の話題作だっただけに、その格差はあまりに大きい。

これまで北米市場で最も売れた中国語映画は、台湾のアン・リー(李安)監督による00年の映画「グリーン・デスティニー」で、興収は1億2800万ドル(約153億円)だった。15年を経過しても、この記録を破る作品は現れていない。また、これまで北米市場で好成績を挙げたものに、チャン・イーモウ(張芸謀)監督の「HERO(英雄)」、ジェット・リー主演の「SPIRIT」などがある。

ボストン・グローブ紙では中国映画の惨敗状態について、「近年、中国でヒットした中国映画は全て中国の観客のニーズに合わせたもの。それ以外の観客にとっては、興味をそそられる作品ではない」としている。(翻訳・編集/Mathilda

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