2015年4月22日、韓国・東亜日報によると、韓国・ソウルのチャイナタウンとして知られ、中国人や中国系住民が密集して暮らす永登浦区大林洞で、違法業務を行う両替所が急増し、同地域の銀行では人民元の両替業務がほぼゼロに近い状態だという。中国・環球時報（電子版）が伝えた。

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韓国の金融当局が21日公表した資料によると、大林洞にある新韓銀行、ハナ銀行、スタンダードチャータード銀行では、人民元の両替業務がほぼゼロに近い状態だ。

大林洞周辺には2万人近い中国人・中国系住民が暮らしている。両替所で韓国ウォンを人民元に換え、両替所が紹介する中国国内の仲介業者経由で、中国国内の身内の口座に送金する人が後を絶たない。こうした手口は違法だが、銀行経由では2日かかる送金が30分程度で完了し、手数料も3分の1程度で済むという。（翻訳・編集/柳川）