韓国・朴大統領、首相人事の失敗続きで再度「金縛り」―中国紙

Record China    2015年4月22日(水) 17時4分

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22日、中国・環球時報(電子版)は、韓国の李完九首相が建設会社の前会長から現金を受け取った疑惑で辞意を表明したことについて、「朴槿恵大統領が『首相辞任』という金縛りに再び見舞われた」と報じた。写真は朴大統領。

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2015年4月22日、中国・環球時報(電子版)は、韓国の李完九(イ・ワング)首相が建設会社の前会長から現金を受け取った疑惑で辞意を表明したことについて、「朴槿恵(パク・クネ)大統領が『首相辞任』という金縛りに再び見舞われた」と報じた。

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21日付の韓国・聯合ニュースによると、南米を歴訪中の朴大統領は27日に帰国後、後任選びに着手する。だが、たび重なる首相人事の失敗もあり難航は必至とみられる。後任首相の人選は慎重に慎重を重ねて進められる見通しだ。

韓国では、朴政権発足後に2人の首相が辞任し、3人の首相候補者が辞退したことになる。

朴大統領が13年1月に初代首相候補に指名した元憲法裁判所長の金容俊(キム・ヨンジュン)氏は、不当な土地取引などの疑惑が報じられ、指名から5日で候補を辞退した。

同年2月に就任した鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相は、旅客船セウォル号問題をめぐる政府のずさんな対応の責任を取り辞意を表明。

首相候補に指名された元最高裁判事の安大熙(アン・デヒ)氏は、判事退任後に弁護士として法外な報酬を得ていたことなどで批判にさらされ候補を辞退。続く、元中央日報主筆の文昌克(ムン・チャングク)氏も、日本による植民地支配や南北分断は「神の意思」などとした過去の発言が強い批判を浴び、候補辞退に追い込まれた。

朴大統領はやむなく鄭氏を留任させ、15年1月に李氏を首相候補に指名した。(翻訳・編集/柳川)

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