1にお金、2に家柄。シビアな結婚観が明らかに―中国

2007年8月19日、江蘇省南京市で「中国社会恋愛・結婚調査報告」が発表された。「結婚相手に望むものは何か？」との設問に、70％が「経済的余裕」と回答。また半数近くが「家柄がいいこと」と回答した。上昇志向が強く反映された婚姻観が明らかとなった。

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経済面に関しては、70％の回答者が結婚相手に社会の中流以上の階層を望むと回答。60％近くが結婚相手に家を持っていることを望むと回答している。また家柄に関しては、回答者の30％が「知識人、幹部、企業家の家庭出身を希望」と明確に回答している。これにたいし、結婚相手として「農民・漁民の家庭出身を希望」するものはゼロだった。

経済的な条件以外では、性格がいいこと・健康なことなどが挙げられている。親と子供では回答の傾向が異なり、親はより経済面を重視する結果となった。しかし親と意見が対立したときには、「親を説得し、自分が望む結婚をする」と回答したものが80％に上った。（翻訳・編集/KT）