10年間、毎日駅のイスで「思考」するネコ―オランダ

Record China    2015年4月21日(火) 20時2分

拡大

20日、オランダ・ロッテルダム市のあるネコがソーシャル・ネットワーキング・サービスで人気を集めている。このネコは過去10年にわたり、毎日クラーリンゲンにある路面電車の駅を訪れている。

(1 / 2 枚)

2015年4月20日、オランダロッテルダム市のあるネコが最近ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で人気を集めている。このネコは過去10年にわたり、毎日クラーリンゲンにある路面電車の駅を訪れている。華商報がオランダテレグラーフ16日付報道として伝えた。

その他の写真

白黒まだらのこのネコはAkeという名前で、飼い主と一緒にエラスムス・ロッテルダム大学近くに住む。過去10年の間、Akeは毎日食事の後で駅を訪れ、同じベンチに座って「思索する」のを好み、時には列車を待つ人の膝の上で日向ぼっこすることもある。1日が過ぎるとAkeは自宅へ帰るか、駅で飼い主が迎えに来るのを待つ。

列車の操縦士、スティーブンさんは「この路線で10年以上操縦しているが、毎日あのネコがあそこに座っているのが見える。外が雨で待合室が混み合っている時も、ネコをイスから追い出す人はいない」。

Akeは付近の住民や列車関係者の間で有名で、Akeがいつも座る場所は「専用席」にもなっている。ある人は「この席はあの白黒ネコの専用席です」とイラストつきの掲示を貼っている。

駅で「常駐」するだけでなく、Akeは列車に乗ってあちこちに出かけることもある。もっともどこに行っても、最後にはこの駅に送り戻されてくる。「皆があのネコを知っている。ここへ帰ってくるべきだと知っているんだ」とスティーブンさんは地元のテレビ局の取材に語った。(提供/人民網日本語版・翻訳/YH・編集/武藤)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携