＜北京五輪＞車両ナンバーによる交通規制、初日は違反者も―北京市

2007年8月17日、北京五輪に向け、北京市でナンバープレートの末尾が偶数の車と奇数の車を1日置きに通行禁止とする交通規制が試験的に始まった。規制初日、朝6時から交通警察が全市で出動し、遵守状況を調べた。

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この日は奇数車の通行が許可されたが、市内の和平西橋付近ではわずか10分の間に10台もの偶数車が発見され、違反車として処理された。しかし全体ではおおむね規制は守られ、車を運転せず、バス、地下鉄、タクシーなどの交通機関を利用した市民がほとんどだったようだ。

この交通規制は、来年開催の北京五輪の予行演習として、交通量と大気の状態の相関関係を調べる目的で実施された。規制時間は午前6時から午前0時までで、20日までの4日間実施される。これにより、一日あたりで北京全体の自動車台数の3分の1を上回る約130万台が道路から姿を消すことになる。(翻訳・編集/藤野)