2015年4月8日、中国新聞（電子版）によると、韓国の尹炳世（ユン・ビョンセ）外相は同日、竹島（韓国名・独島）について「日本に略奪された朝鮮半島で、一番最初に犠牲になった韓国の領土だ」と述べた。

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韓国メディアによると、ユン外相はことわざの「指鹿為馬（物事の是非を逆にする、白黒を逆転させる）」を引用。「鹿を指して馬とは言えない。独島は歴史的にも法律的にも韓国の領土だ」と強調した。

さらに、韓国を取り巻く外交、安全保障における環境は、これまでになく厳しいと主張。「現段階で6〜7個の地雷が埋まっている」と語った。日本政府の言動には強硬な姿勢で臨み、日本との協力強化についてはバランスを失わないことが目下の重要課題だと説明した。

一方、韓国国会外交統一委員会のに羅卿瑗（ナ・ギョンウォン）委員長は「日本は最近、独島の主権主張を強めている。韓国は自らの『沈黙外交』を注視する必要がある。韓国の対応方法に一貫して変わりはない」と話した。（翻訳・編集/大宮）