米中両大国のはざまで活路探る韓国、求められるのは柔軟性―韓国メディア

Record China    2015年4月8日(水) 16時48分

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7日、韓国で、中国主導のAIIBへの参加や、米国の高高度防衛(THAAD)ミサイル配備をめぐって世論が高まる中、韓国メディアは「韓国はより積極的な外交を行うべきだ」と指摘した。資料写真。

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2015年4月7日、中国網によると、6日付の韓国メディアは、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加や米国の高高度防衛(THAAD)ミサイル配備の是非について、韓国国内で世論が高まっていると報じた。韓国は米国と中国という大国のはざまで活路を見出そうとしている。

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韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は、「韓国は大国に挟まれて大変だと言う必要はない。国益を第一に考える必要がある」と話している。

記事では、大国間で生存を図るには、各国間における利害関係に対して柔軟に対処する必要があるとした上で、外交的に難しい状況を招きかねないことから、戦略的な思考による能動的な外交や、臨機応変に対応できる外交力を備えることが前提だと指摘する。

中国主導のAIIBへの参加については、その創設の目的を戦略的な次元から把握し、最も重要な同盟国であり経済的にも主要なパートナーである米国の理解を促した上で、米国にも参加を説得すべきだったとした一方で、今後は米中間で妥協点を探りながら運営されるAIIBをめぐり、韓国は積極的に役割を果たしていくべきだと論じた。(翻訳・編集/岡田)

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