中国調査船が日本のEEZで活動、中国メディアは「正常な調査活動を日本に妨害された」と報じる

Record China    2015年4月7日(火) 20時25分

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6日、高知県室戸岬沖の日本の排他的経済水域(EEZ)で、調査活動していたと思われる中国の海洋調査船「東方紅2号」に対し、海上保安庁が中止を求めたことに中国メディア・観察者網は「日本が妨害した」と伝えている。資料写真。

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2015年4月6日昼ごろ、高知県室戸岬沖の日本の排他的経済水域(EEZ)で、調査活動していたと思われる中国の海洋調査船「東方紅2号」に対し、海上保安庁が中止を求めたことに中国メディア・観察者網は「日本が妨害した」と伝えている。

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日本の報道によると、「東方紅2号」はワイヤーのようなものを海中に垂らし停泊していた。これを確認した海上保安庁は「事前の同意のない調査活動は認められない」と中止を求めたが、応答はなかったという。調査船はその後、ワイヤーを回収して同海域を後にした。

「東方紅2号」について中国メディアは、「『東方紅2号』は先月29日から太平洋の西北海域に赴き、40日間余りの調査活動を開始した。気候変化のメカニズムや気候予測の水準向上に向け、科学的なデータを採取している」と紹介した上で、「日本が『東方紅2号』の正常な活動を妨害するのは初めてではない。2013年9月にも正常な活動をしていた『東方紅2号』を妨害した。日本側は『鹿児島県佐多岬の西約437キロの排他的経済水域(EEZ)で、中国船籍の海洋調査船・東方紅2号がワイヤを垂らし航行中に調査の中止を求めたが、応答はなかった』と報じている」と伝えている。(翻訳・編集/内山

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