2015年4月7日、韓国・中央日報によると、韓国国民の62．3％が、セウォル号の引き上げに賛成していることが分かった。

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中央日報調査研究チームは今月2日から3日、全国の19歳以上の男女1000人を対象にアンケート調査を実施した。「セウォル号の引き上げについてどう思うか」との質問に、62．3％が「残った不明者を捜索し、事故原因を明らかにするために引き上げるべきだ」と回答。35．0％が「作業が危険で多額の費用がかかるため、船体をそのままにし、その場に海上追慕公園を作るべきだ」と答えた。

また、中央日報が世論調査とは別に「引き上げに賛成する理由」を尋ねたところ、「犠牲者の家族が望んでいるため」という回答が最も多かった。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「朴大統領も船体引き上げに前向きな立場を示しているし、引き上げない理由はないのでは？」

「引き上げて、事故の原因を徹底的に調べるべき。政府は何を隠そうとしているの？国民の政府への不信感をなくすためにも引き上げるべきだ」

「どこで調査したの？実際は、犠牲者の家族以外はみんな反対している」

「怪しい調査結果だな…。誰に聞いても引き上げに反対だと言っていた」

「引き上げにかかる費用を別のことに使った方がいい。その方がこの国のためになる」

「もうどうでもいい！いっそセウォル号がどこかに流されてしまえばいいのに…」

「韓国の世論調査を信じる人がいるの？大統領の支持率だって、お年寄りばかりを対象に調査して良い数字を出しているのに」

「仮に引き上げたとして、何が変わる？犠牲になった人たちが戻ってくるわけじゃない。もっと冷静に考えるべきだ。今日を生きるのも大変なのに、国民の税金を無駄に使うな」（翻訳・編集/堂本）