たった8か月で道路ぼこぼこ、手抜き工事が原因か―江西省上饒市

2007年8月15日、江西省上饒市の葛仙山村には数か所にわたってコンクリートが陥没している道路がある。村民によると、この道路は昨年12月にセメントを流し込む工事が行われ、大部分がコンクリート道に生まれ変わった。

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ところが、たった8か月の間に次々と破損していき、約150mにわたって2cmほどの亀裂が入っている箇所や、2〜8平方メートルにわたって崩れている箇所などがいくつも見られる。場所によってはこぶし1つ分ほどの落差があり、通行にも支障を来している。タクシーの運転手は「道路がぼこぼこなせいでよく渋滞が起きる」とこぼす。危ないので、村民らは自主的に亀裂に石を詰めるなどしている。

村幹部に話を聞いたところ、この道路は県交通局が国債資金を利用して工事を行ったのだという。村政府とは直接的な関係がないため、原因などについてはわからないとしている。(翻訳・編集/藤野)