2015年3月29日、韓国・聯合ニュースによると、韓国外交部の尹炳世（ユン・ビョンセ）長官は安倍晋三首相が来月29日に予定している米議会上下両院合同会議での演説について「正しい歴史観を継承し、世界の人々に国の指導者としての良いイメージを示してほしい」と語った。30日付で環球網が伝えた。

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尹長官は、「日本の歴史に対する態度は韓国政府の関心事にとどまらず、国際社会も日本がドイツのように歴史を正視することを希望している」と述べ、安倍首相にとっては来月の米議会での演説と8月に出す安倍談話がチャンスになると指摘した。

安倍首相の米議会での演説をめぐって、韓国は侵略の歴史に関する反省を盛り込むべきだと何度も訴えてきた。米韓は安倍首相の演説が正式に発表される前から、その内容について意見交換を始めたとの情報もある。韓国政府は今後も各方面で自らの立場を訴える方針だ。（翻訳・編集/野谷）