2015年3月23日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、「団体旅行」のイメージが強い中国本土の観光客だが、若い世代では自分でプランを立てる「個人旅行」が主流になっていると指摘した。

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中国人観光客の海外旅行動向をまとめた報告書によると、2014年に海外を訪れた中国人観光客数は1億900万人で、その約7割に相当する7700万人が個人旅行を選んだ。前年からは約20％増加している。個人旅行が増えた背景には、インターネットでの情報量の増加や、航空券や宿泊先のオンラインで予約など、利便性が向上したことがある。

中国人観光客の昨年の海外での平均消費額は8173元（約15万7000円）で、13年の8298元（約16万円）から微減となった。だが、3人に1人が「買い物の予算に上限を設けない」、4割近くが「当初の予算をオーバーした」と答えている。（翻訳・編集/柳川）