Record China 2015年3月23日(月) 21時0分
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23日、日中韓外相会談終了後の共同報道発表に「歴史を直視し、未来に向かう」と記されたことが日韓メディアの注目を集めている。写真は中国の王毅外相。
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2015年3月23日、環球時報によると、21日の日中韓外相会談終了後の共同報道発表に「歴史を直視し、未来に向かう」と記されたことが日韓メディアの注目を集めている。
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日中韓外相会談の開催は3年ぶりで、今回は7回目となる。開催翌日、韓国テレビ・SBSは「中国の王毅(ワン・イー)外相が歴史直視を強く訴え、日本に侵略の歴史を否定する態度を改めるよう求めた」と報じ、王外相の「歴史認識の問題が日中韓の協力の妨げになっている」との発言を紹介した。
王外相は、共同報道発表に「歴史を直視し、未来に向かうとの精神の下、3カ国が関連する諸課題に適切に対処する」、「2国間関係を改善し、3カ国の協力を強化するために努力する」という文言が盛り込まれたことについて、「会談で得られた最も重要で意義のある成果だ」と指摘。また、中国メディアの取材に対しては「歴史の直視は未来を切り開く上での前提だ」と話し、「今年は抗日戦争勝利70年目の年。日本が試されるのと同時に、日本にとっては1つのチャンスでもある」と語っている。
韓国・聯合ニュースは今回の外相会談について、「歴史、領土問題で困難に直面していた3カ国の関係が雪解けを迎えるきっかけになった。日本はこれから数カ月の間に歴史認識をめぐって少なくとも2回試されることになるだろう。それは安倍晋三首相の米国会での演説と今年発表される安倍談話だ」と指摘している。(翻訳・編集/野谷)
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